まずは少し、
過去の振り返りをさせてください。

 

1年前の2017年3月に、
3冊目となる書籍、

 

『「いまの説明、わかりやすいね!」と言われるコツ』

 

を上梓させてもらいました。この本は、

 

どうすれば「3つにまとめる」ことができるのか?

 

をメインテーマにしていましたので、
私の1冊目の著作、

 

『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』

 

との対比で、

 

1から3へ

 

という紹介の仕方をしました。

 

 

そのスタイルを踏襲するなら、今回、
4月11日頃に出させて頂く4冊目の新刊は、

 

TからMへ

 

という表現になります。

 

Tとは、もちろんトヨタのことですが、
では、Mはいったい何を指すのかというと・・・

 

 

写真提供:PHP研究所




4冊目のコンセプトを、ヒトコトでまとめます。

 

「紙1枚」書くだけで、
「松下幸之助」の働き方を自分でも実践できる
ようになる、新感覚の名言集・超訳本

 

 

タイトルはこのコンセプトを反映して、

 

-超訳より超実践-
「紙1枚!」松下幸之助

 

としました。

 

ニーチェ、ブッダ、吉田松陰、等々。
これまで、「超訳本」と呼ばれる書籍が
多数ベストセラーになってきました。

 

難解な原文をわかりやすく言い換える。

たしかにそのことを通じて、
名著や偉人への理解は深まるでしょう。

 

しかし、我々ビジネスパーソンが
ビジネス書を読む目的のど真ん中は、

 

読んで楽しむ、わかって満足すること
以上に、日々の仕事に役立てていくこと

 

にあるはずです。

 

そのような世界観から改めて見てみると、
既存の超訳本がこうしたニーズに応えている
とは、到底思えませんでした。

 

にもかかわらず、
超訳本やそれに類する書籍が次々に
ベストセラーを記録していく現状について、
1人のビジネス書作家として
とても嘆きながら眺めていました。

 

こうした問題意識から、

 

ビジネス書の読者よ、何が当たり前なのか
を直視し、目を覚まして再出発しよう!

 

という願いを込めて、本書を上梓しました。

 

以上が今回、
いわゆる超訳本とよばれるジャンルに、
一風変わった書籍を投じる背景となります。

 

もう1つ、なぜ、
松下幸之助を選んだのか?

 

実は今日、3月7日は、

 

松下幸之助が興したパナソニック
の「創業100周年の記念日」

 

にあたります。

 

ただ、創業100周年だから
松下幸之助を選んだわけではありません。

 

これは完全に偶然の産物だったのですが、
それにしてはあまりにもでき過ぎたタイミング、
ありえないご縁だと感じたので、今日
3月7日を本書の情報解禁日にしました。

 

こんな節目中の節目といえる年に、
松下幸之助をテーマにした書籍をだせる。

 

しかも、松下幸之助が興した出版社
であるPHP研究所さんから上梓できる。

 

ただただ身の引き締まる思いでいっぱいです。

 

さて、
改めて、なぜ松下幸之助なのか?

 

1つ質問をさせてください。

正直にいって、

 

松下幸之助のこと、どれくらい知ってますか?

 

たとえば、つい最近、松下幸之助の生涯に
関してまとめられた、こんな映像が公開
されました。この映像で語られていること
について、あなたはどの程度ご存知でしょうか。


 

映像出所:Channel Panasonic – Official

 


私は今35歳ですが、私と同年代、あるいは
その下の20代ビジネスパーソンの中には、

 

松下幸之助がそもそも何者か
についてよく知らない人

 

がかなりいます。

 

私自身は、大学時代の一時期、
図書館でひたすら松下幸之助の著作や
発言集を読み漁るような愛読者でした。

 

社会人になって以降も
折に触れては読み返し、その世界観を
自身の働き方にインストールしてきました。

働かせてもらった会社こそトヨタでしたが、
トヨタ的な働き方と同じくらいに
影響を受けていたのが、実は松下幸之助でした。

 

ただ当時、周りの人に松下幸之助の名前を
出してはみたものの、その思想や哲学について
会話で盛り上がることは一度もありませんでした・・・

既に社名が、パナソニックに変更に
なっていたこともあり、ひどい場合には
「それ誰?」と真顔で返されることすらありました。

 

その一方で、スティーブ・ジョブズだの、
マーク・ザッカーバーグだの、
イーロン・マスクだのと、横文字経営者の
本やスピーチには案外詳しかったりもする・・・

 

なんだか、「いびつ」だとは思いませんか?

 

目を海外に向けるまでもなく、日本にも

 

「人生の指南役」となってくれる
ようなビジネス界の偉人

 

は多数います。

間違いなくその1人であろう松下幸之助
について、最低限のキーワードは
アタマに入れておくべきなのではないか。

それらを実践し、
その身につけたうえではじめて、
海外ではどうなのかと比較検討もしてみる。

 

そんな営みが、
日本人ビジネスパーソンの基本的なあり方
だと私は思います。

 

どうか本書を通じて、
日本にはとてつもない
ビジネス界の巨人がいたのだ
ということを知ってください。

 

そして、一人でも多くのビジネスパーソンが、

 

・困っても困らない

・雨が降ったら、傘をさす

・衆知を集める、等々

 

松下幸之助のキーワードを理解し、
当然の基本として実践できる
ようになることを願っています。

 

 

2018年3月7日
創業100周年の記念日に

「1枚」ワークス・浅田すぐる

 

 

追伸1:

※ Amazonにて予約受付を開始しました。

 

http://amzn.to/2to1GLU

 

出版流通の仕組み上、ほぼ間違いなく
発売直後は在庫切れを起こし、入手困難になります。

確実に手に入れたい方は、
以下から予約しておいてください。

 

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追伸2:

3月20日前後に、

 

 新刊の「序章」が丸ごと読める
 「特設の試し読みページ」

 

を公開する予定です。
※その際には、表紙ビジュアルも公開できると思います。

 

事前に立ち読みしたい、先読みしたい、
試し読みしたい、という方は、
公開を楽しみにしていてください。

 

 

追伸3:

4月3日に、映画の完全披露試写会
ならぬ、「書籍の完成披露イベント」

をオンライン上で実施します。

どなたでも無料で参加できますので、
今後の追加情報をお待ちください。

 

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