3回シリーズでお送りしている、

 

伝わるコミュニケーションで大切なことは
メルセデスベンツ・ミュージアムで学んだ

 

今回が最終回です。

早速ですが、今回のお題となる写真はこちら。

 

 

この通路は、上階から下階に降りる際に
通るらせん状のスロープなのですが、

 

 注目してほしいのは壁の写真

 

です。

 

一番手前の人物はアインシュタイン。

 

なぜベンツ・ミュージアムでアインシュタイン?

 

と感じた人が大半だと思いますが、

 

 これこそが今回言いたいこと

 

すなわち、

 

 伝わるコミュニケーションの本質

 

なのです。

この博物館では、
ベンツの歴史を理解してもらうために、

 

 広く世界の歴史・産業の歴史
 までカバーして伝えていく

 

アプローチが採用されています。

これは要するに、

 

 全体像を理解してもらったうえで、
 部分(ベンツ)についても理解してもらう

 

ということなのですが、
実践できている人は非常に少ないのが実情です。

多くの人が、こういった全体像を語らず、

 

 部分のみを延々詳しく説明してしまう

 

という愚を犯しています。

このことは拙著『いまセツ』でも説明していますが、

 

全体像があることで、
比較による理解がはじめて可能

 

となります。

 

 

だからこそ、ベンツの歴史をできるだけ
わかりやすく伝えるために、

 

 世界史や産業史の全体像まで
 学べる展示構成

 

を採用したわけです。

 

それこそ今後、
他のミュージアムを訪問した際に
探して比較してみてください。

 

 全体像の解説があるかどうか?

 

そして、普段のご自身のコミュニケーション
についても、こう自問自答してみてください。

 

 全体像を示してから説明しているだろうか?

 

 比較対象を用意してから説明しているだろうか?

 

シンプルな問いですが、気づきを促す良問です。

ぜひお役立てください!

 

 

さて、今回のシリーズでは前半に基礎的な話、
後半に少しだけツッコんだ話という流れで構成しています。

今回も、ブランディング観点で追記を1つ。

話はいきなり飛びますが、昨日、

 

 京都にある東寺

 

に行ってきました。

空海にゆかりのあるお寺ですね。

 

 

この中に「立体曼荼羅」というもの
があったのですが、これがもう

 

言語化不可能なくらい圧倒的

 

に素晴らしかったんですね。
(写真撮影不可なのでお見せ
できるものはありません)

 

ところで今、「言語化不可能」と書きました。

言い換えると、「目に見えない部分」でもいいです。

 

何が言いたいのかというと、
おそらく20代にこの立体曼荼羅を見ても、

 

 その凄さを大して感じることができなかった

 

可能性が高いと思います。なぜなら、

 

言語化不可能な部分、
目に見えない部分を感じ取る力

 

が圧倒的にまだ弱かったから。

 

今回、3回にわたって
メルセデスベンツ・ミュージアムを題材に

 

 伝わるコミュニケーションのポイント

 

を解説してみました。

ですが、言語化できたのはごくごく一部です。

ベンツ・ミュージアムの凄さは、

 

実際に行った人にしかわからない、
言語化不可能な部分、目に見えない部分

 

にあります。

細部にわたるつくりこみを通じて、

 

・わかる人にしかわからない良さ

・言語化不可能な良さ

・目に見えない部分へのこだわり

 

が溢れているんですね。

ブランディングって、
こういうところだと思うんです。

 

 誰も見ていない、気づけない
 部分にまでこだわれているか?

 

これが、ブランド確立のうえで
必須の問いの1つになるはずです。

どうぞお役立てください。

 

ただ、後半部分を手っ取り早く理解
するには、「体感してしまうこと」です。

本当に素晴らしいミュージアムですから、
ドイツ(のシュツットガルト)訪問時に
ぜひ立ち寄ってみてください!

 

ドイツはちょっとという方は、
まずは京都の東寺だけでも行ってみてください!

 

 

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